ゲシュタルト療法をファシリテートする、心理療法の専門家「ファシリテーター」がワークショップの雰囲気やセッションの内容などに触れるブログを紹介しています

GNJファシリテーターブログ

ファシリテーター:西田 浩子

西田 浩子

日本大学文理学部心理学科卒業。1996年ポーラ・バトムのトレーニングコース卒業。Gコース(Gは、Graduation;卒業)幹事を担当。

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頭痛と一人ゲシュタルトワーク

2022年1月17日 20:11

ある日、自宅にいて、頭がズキズキ痛いことがありました。
一人だったし、その頭の痛みをじっくり感じてから、痛みに口があったら、または話せたらなんて言うかを自問してみました。
そこで、突拍子もなく思い浮かんだのが、昔在籍した会社のもう何年も会っていない後輩でした。そして、バカヤロウと言いたくなったので、最初は出てくるままに小さな声で、「バカヤロウ。」 と何度か言った後、声を大きくして「バカヤロウ。」とまた何回か言いました。
言い終わった後に、頭痛はどうなったか感じてみると、痛みは消えていたのでありました。

ゲシュタルトは、最初の出だしと全く関係ないような言葉やしぐさがでてきてそれに焦点をあててワークをした後に、最初の出だしのことに振り返ると、出だしの問題がなくなってしまったり、気になっていたことがなくなる事がよくあるのです。
自分の身体に刻まれた細胞の中にあった感情の記憶が何かの拍子にでてきて癒されるという感じがして、解放される感じになりました。
なかなか一人でワークをすすめるのは難しいですが、この時はうまくいきました。
また、家族が不在だったので一人で自由にできた環境もよかったと思います。私の知り合いで一人暮らしの人が、一人ワークを布団にかぶってやった人がいて、大声を発していたら、近所の人が心配して来たということがあったそうです。