意識的でありたい
2025年10月17日 17:55
私の中に気づかずに持っている価値観がある
誰の中にもあるはずだ
ある人が言った
「自分の主張をしたときに、思わず言い訳めいて、別にそうしたいわけでもないと否定してしまう。自分で訳が分からない」
感覚を探るプロセスで浮上したのは
生まれ育った時代、地域社会のありようだった
「何となく兄が気になる」と気づかれたことがキッカケだった
やがて兄の前で一歩下がろうとする強い力に気づかれた
家・家督・長男
その価値観が強く継承されている地域に生まれ育っていた
何か言われたわけでも、思い当たる出来事があるわけでもなかった
セクシャル、ジェンダー、パワーといったハラスメント問題
これほど一般的に語られるようになっているのに
不祥事が後を絶たない
無自覚に身に沁みついた価値観という
思い込みに気づかないことも要因ではないか
何事も気づけば選択肢は広げられる
自分がどうしているのか
自分自身に何が起きているのか
意識的でありたいと願う
環境と個は相互に依存しあう
私は環境の影響を受けるし
私もまた環境の一部なのだから
私は環境に影響を及ぼす
人間社会の変転と地球環境の今を考えれば
一目瞭然だろう
そうであればなおさら
自分が何をするのか、しないのか
意識的でありたいと願う