綾momo開催報告(2024年12月)
今回は、昨年12月に開催したワークショップ「綾momo」の感想を書きたいと思います。
綾momoとは
2024年度からの新企画、『史momo綾momo』の一環のワークショップです。GNJ理事長の百武さんと、私・岡本綾子が、ダブルファシリテーターを担当します。
なお、「史momo」は、百武さんと中山史さんのダブルファシリテーター。そちらは昨年10月に第1回が行われました。
日本のゲシュタルト界でレジェンドとも評される百武さんと、GNJの若手の1人としてゆっくり歩んでいる私。年齢も経験値も違いすぎる中で、どのようなコラボレーションができるのか、事前予測がまったくできないまま当日を迎えました。
朝から気づく、ペースの違い
当日の朝、コーヒーショップでの打ち合わせから1日がスタート。会場に向かうタイミングから、コンビニに寄るかどうか、会場に着いた後の動きまで、逐一、微妙にペースが違う。自分の「いつもどおり」が乱れることに気づくと同時に、2人の違いに気づけていることに、安心している自分もいました。
「居方」が場にもたらす違い
1日の始まりに印象的だったことは、百武さんが場に居る「居方」が自分とは何か異なっていること。そして、その「居方」こそが、場に深みを与えているように感じられることでした。
この差はなんだろう? 姿勢なのか、視点なのか、身体の使い方なのか?
特別なことをしているように見えないのに、場の雰囲気に奥行きがあるのが不思議でした。
この違いが何だったのかは、まだ解明できていませんが、後日、百武さんが長年されているフェルデンクライスメソッドの話を聞いて、そこに秘密がありそうな気がしました。
視点の違いから生まれる展開
今回は、参加者の方の個人ワークを、私のファシリテーションでスタートし、百武さんがご自身のタイミングで加わる形で進行。1つのワークを2人の異なる視点で見つめることで、その日ならではの展開が生まれたと思います。
私としては「そろそろ終わりかな?」と思ったところから、百武さんが長く展開する場面もあり、視点の違いに驚きを感じる瞬間もありました。一言で言えば、「勉強になった」ということにつきますが、自分の関わり方にも悪くない部分を発見し、学びと自信の両方を得た1日となりました。(この、自分のゲシュタルトのスタイルというテーマについては、また別の機会にブログに書きたいと思います。)
参加された方のご感想
以下は、参加者の方からの感想です。
●ワークを受けて、モヤモヤの原因や解消の方法のヒントがもらえて、数日後、ahaみたいな気づきがやってきて「そうか!ならば…!」って思いになりました。
●普段自分で気付きを得ているけれど、別の切り口があると心から思いました。1人で抱え込まないようにしようと改めて実感しました。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

今後の開催予定
この「綾momo」、次回は5月11日(日)に開催予定です。
また、中山史さんと百武さんによる「史momo」は、次回7月23日(水)に開催予定です。
2つの異なる視点から生まれる、新鮮な気づきの場になると思います。
ぜひチェックしてみてください。⇒ 詳しくはこちら