百武 正嗣
GNJ理事長 新潟県出身
ファシリテーター経歴
新潟県村上市に1945年生まれる。
小学校の時代は川崎の武蔵小杉で育つ。周りは田んぼの風景。中学は福岡、高校は秋田、大学は東京と親の転勤で全国に住んだ。
大学時代に父親が死亡、生活のために国会図書館でアルバイトをした。その時に社会心理学の本に出合う。卒業後は2年ほどサラリーマン生活。26歳の時にカリフォルニアの大学院で心理学を学ぶために渡米。33歳で帰国したが、日本の狭苦しい社会に馴染めず、リバースカルチャーショックで閉所恐怖症、不安症状に悩まされる。
その時に自分で治すためにヨーガを始める。その経験から身体中心型の心理療法に興味を持つ。40歳の時にゲシュタルト療法の創始者であるPerlsと妻のLauraの弟子であったPaulla Bottome博士に出合う。Paullaの亡き後を継ぎ仲間とGNJを設立、以後、全国でゲシュタルトのワークショップを開催。
全国のグループの人たちと日本ゲシュタルト療法学会を設立、6年間理事長を務める。
現在はGNJ理事長、フェルデンクライス国際資格
著書:
気づきのセラピー:2009,春秋社
エンプティチェアー入門: 2004,川島書房
家族連鎖のセラピー:2012,春秋社
ライオンのひなたぼっこ:1996,ビーイングサポート・マナ
参加者へのメッセージ
人は進化の過程で様々な能力を発展させてきました。
人は感情を獲得したことで記憶力が飛躍的に伸びたのです。
その感情は、喜び、悲しい、怒り、不安などのセンセーション(感覚)として身体が察知することが出来るのです。
この「感情と身体と脳」の三つの機能が統合した時に生まれるのが気づきであり、洞察であるのです。そして人だけが気づいていることを知ることができる存在なのです。