ゲシュタルト療法をファシリテートする、心理療法の専門家「ファシリテーター」がワークショップの雰囲気やセッションの内容などに触れるブログを紹介しています

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ファシリテーター:渡辺 トヨ子

渡辺 トヨ子

1937年栃木県に生まれ、最高裁判所診療所の看護師として39年在籍、定年退職。 1986年パールズの愛弟子であるポーラに出会い、逝去されるまでの15年間、ゲシュタルト療法を学ぶ。 2020年SEP取得(トラウマ療法プラクテショナー)。

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今日はいい天気です。

2022年1月16日 19:57

今日はいい天気です。
雲一つなくどこまでも晴れわたり、暑すぎず寒すぎもせず穏やかな日です。
このような日を俳句の季語では、秋うらら、秋麗、秋高し、秋晴れといいます。俳句の吟行にはもってこいの日和です。

茅野駅からタクシーで20分ほどいったところに尖石縄文考古館があります。
ガイドブックによると八ヶ岳山麓の美しく豊かな自然を舞台に、今から約5000年の昔、縄文文化が繁栄しました。尖石遺跡はそうした八ヶ岳山麓の縄文文化を代表する遺跡です。

土偶の「縄文のビーナス」は、我が国最初の縄文時代の国宝でほぼ30センチの大きさです。粘土に雲母が練りこまれているということでキラキラして全身が磨かれていて艶やかです。

土偶の「仮面の女神」も同じく国宝に指定され、大きさは縄文のビーナスよりも4~5センチ大きく、逆三角形の仮面をかぶっています。見れば見るほどカマキリの顔に見えてきます。どこかユーモラスです。

どんぐりを並べ縄文考古館   トヨ子

考古館のすぐ近くには縄文のビーナスが発掘された尖石遺跡のある広大な史跡公園があります。縄文集落の復元住居もあり、しばし縄文時代へのロマンに浸りました。

秋にもかかわらずタンポポやヒメジヨンが咲いていました。このように季節外れに咲く花を冬の季語として、返り花、帰り咲き、狂い花、狂い咲き、忘れ花、といいます。

縄文の住居跡にて帰り花   トヨ子